生後3か月が経ち、首も大分座るようになってきた三女。
以前は、力が抜けた時に笑うことが多かったですが、最近は親や祖父母、姉たちの顔を見て笑うことが増えてきました。
笑うことにも少しずつ自分の意思が伺えます。
さて、声を上げたり、体をパタパタ動かしたりするなど、身体機能の変化が増えてきました。
最近は手をじっと見ることが増えています。
これをみると、この時期がきたな~っという気持ちになります。
手に気付いた時の反応について確認します。
手をしゃぶる!見る!
- 腕が体から離れる動きをする
- 手を口に入れる
- 手をじっと見る
現状、この段階を進んでいます。
手が動くようになったなぁ、伸びるようになったなぁと思い、しばらく経つと口に入れるようになり、手をじっと見るようになる。
手を口に入れるということは発見する瞬間があるのでしょう。
面白いと感じるのは口の開け方です。
私が口を開けた時の顔マネをする時は小さく口をあけ、自分の手を開ける時にはもう少し大きく口を開けている。
口に入れるモノによって、開ける大きさを変えているように感じます。
すでに目で見て大きい・小さいを感じているのでしょうか?
さて、手をじっとみる行為には名前があります。
【ハンドリガード】という名前です。
ハンドリガードについて
ハンドリガード
まるで必殺技のような名前。
名前が着くくらいポピュラーな現象です。
三女は食べる→ハンドリガードの順番でしたが、もちろん順番が反対のこともあります。
ハンドリガード 乳幼児精神発達質問紙 1~12ヵ月まで
乳幼児精神発達質問紙は質問を「運動」「探索・操作」「社会」「食事」「理解・言語」の5項目に分けて作成されております。
質問項目で各月齢のお子さんの60%が出来るという内容です。
探索の項目にて
4.12自分の手をじっとみている
とあります。
4は月齢、12は通し番号なので、気になさらず。
4ヶ月ほどで手をじっと見ることが出てくるとあります。
ハンドリガード 遠城寺式乳幼児分析的発達検査法
遠城寺式乳幼児分析的発達検査法は
質問を「移動運動」「手の運動」「基本的習慣」「対人関係」「発語」「言語理解」の6項目に分けて作成されております。
質問項目で各月齢のお子さんの60~70%が出来るという内容です。
手の運動の1~2ヶ月にて
手を口に持っていってしゃぶる
とあります。
1~2ヶ月ごろに手をしゃぶる子が出てくるとしています。
手を見るとは書かれていませんが、手の探索、意識をし始める時期が1~2ヶ月ごろとしています。
ハンドリガード 保育に役立つ!子どもの発達がわかる本
こちらの書籍では、2~3ヶ月ごろになると見られるとあります。この時期には手に細いモノを持たすと持つようになるので、ガラガラ等を持たせることを勧めています。
ハンドリガード 保育のための発達心理学
こちらの書籍では、
生後3か月ごろになると、赤ちゃんは自分の手を顔の前にもってきて長いこと見つめたり、指を動かしたり、両手をからませたりするハンドリガードを盛んに行います。
とあります。
3ヶ月ごろが盛んにみられるようです。じっと見ること以外でも手を動かしたりすることもハンドリガードに含まれるようです。
まとめ
- ハンドリガードをするために腕を動かすことが増えていく
- ハンドリガードは早ければ、1ヶ月ごろから起こる。
- 3ヶ月ごろに盛んに起こる。
- 4ヶ月ごろに起こることもある。
- 手をじっと見る以外にも手や指を動かすこともハンドリガードに含まれる。
ハンドリガードについて確認しました。
もちろんハンドリガードをしない=発達に遅れがあるというわけではありません。
総合的に確認することが必要です。
長女は足しゃぶりをしませんでしたが、次女は足しゃぶりをしていました。
発達には個人差があります。
ただし、ハンドリガードをしている様子を見れる時期も限られているので、されている時にはお見逃しなく。
今後も子供の発達の時期について確認をしていきます。
それではまた。