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【女の子が幸せに育つパパの習慣】書籍から学ぶ女の子の子育てにおける父親の役割。

男女の子供の育て方の違い

子育て本を見てると男女で気をつける点に違うところがあるという記載をよくみます。

タイトルからして

「男の子の○○」

「○○の女の子の育て方」

という感じです。

女の子の方が言葉の発達が早く、男の子のほうが活発にエネルギーを爆発させていることは子供たちを見ていると明らかです。

 

さて、本日は書籍

「女の子が幸せに育つパパの習慣」の読書後の振り返ります。

こちらは2016年初版の本です。

著者は教育ジャーナリストの清水克彦さん。

自身の仕事と子育ての経験を踏まえて書かれた書籍です。

 

書籍の本筋

この書籍では60のアドバイスを読者に送りますが、アドバイスの基盤となる3つの考えがあります。

  • 特別なことは必要ない、ひたすら愛情を注ごう
  • ただ、パパはそれぞれが持っている個性や価値観を前面に出そう
  • 子育てを社会との関わりの中で考えよう
 
男の子、女の子は関係のない内容です。

子育ての基本は一緒ということでしょう。

60のアドバイスの中では女の子への特徴的な関わりが垣間見えます。

各項目の感想

特別なことは必要ない、ひたすら愛情を注ごう

子供を愛しているという気持ちや思いを前面に出していくこと。
背中を見て育てようとしても子供には伝わらないということは複数の書籍で書いてあります!
分かってくれたら皆苦労しません。

ただ、パパはそれぞれが持っている個性や価値観を前面に出そう

自分が大切にしている価値観は子供にも大切にしてほしいもの。
子供にも引き継いでほしいのなら大人が見せることが大切です。
挨拶が大切なら親が人に挨拶をすること。
物を大切にしてほしいなら、子供や人からもらったものを大切にすること。
色んな場面を見せて伝えていくことが大切です。
僕や妻も知らず知らずに自身の親のマネをしています。
親の姿は自然と引き継がれていきます。

価値観を押し付けろ!というワケではなく、ここでは背中を見せることが大切になりそうです。

子育てを社会との関わりの中で考えよう

親と社会の関わりやフォーマルな場に参加するなど、社会に触れる等子どもに大人の世界に触れることも勉強になります。

「挨拶が出来るようになってほしい」「勉強が出来るようになってほしい」など、こうなってほしいという気持ちは子供に影響を与えます。

「許す」ことを教えよう

60のアドバイスの中で一番気になった内容は、

「許す」ことを教えよう

です。

多様な考え方の人間がいることを認め、許容する姿勢を叩きこんでおくということです。

園児は、少しずつ社会のルールや人を思いやることを学んでいきますが、まだまだ子供です。

もちろん小学生になってもまだまだ子供です。

自分の世界を中心に物事を考えます。

自分と違う考えを受け入れること、その上で自分の考えを持つことを我が子には頑張ってもらいたいです。

父親は仕事を通じ、さまざまな人間関係の中で得た経験を子供にアドバイスをしようということが本書での教えです。

友だちと意見がぶつかっても

  • 自分は何に怒っているのか
  • 相手はなぜ自分を怒らせるような行為をしたのか

ということを考えることを手伝い、

  • 相手がそういう行動に出た理由を考える
  • 相手の優れた部分に目をむける

これらを通じて相手を「許す」ことを伝える。

子供へのコーチング。

コーチングのためには自身も子供に対して許すという気持ちで関わらないといけないですね。

子供がこちらの思い通りにならない時は、多くありますが、許すことを前提に関わらないと子供に伝わりません。

もちろんまだまだ子供なので導く必要があるので、許せないことも出てきますが。

 

自分の子供には人の考えを受け入れて、自分の考えを持てる人になってもらいたいです。

最後に

書籍では他にもさまざまなアドバイスがあります。

どれも男女問わず、子育てに生きるアドバイスという内容です。

しかし、一点気になることがあります。

それはパパは仕事、ママは子育てをベースに書いている印象が強いこと。

現在の日本ではそういう流れではありますが。

  • ママが一番子供と関わっている
  • パパは社会でいろんな経験をしている
  • ママよりパパのほうが社会経験がある

こういったことを前提に考えられているようにも感じます。

 

我が家でもパパのほうが仕事の時間が長いです。妻は時短中です。

その構図は変わり始めています。

パパもママも仕事をして、子育てをする時代です。

パパだから、ママだからよりも夫婦のキャラクターを踏まえて60のアドバイスを聞くと身になるように感じます。

 

今後も書籍より感じたことを振り返ります。

それではまた。