ほめることは大事!という話
今年から子供たちは新しい保育園に通いました。通い始めの時に子どもたちには変化がみられていました。
それは「睡眠」!
寝つきは早く夜中も起きませんでした。
最近は環境にも慣れて体力もつき、夜はなかなか寝ません。
家族4人で一部屋で寝ていますが、何故か私1人が一つの布団で寝ております。
ちなみに布団は二つしかありません。
話は変わり、今日は以前ペアレントトレーニングの研修会に参加し、その中で印象的だった
「ほめる」ということについて振り返ります。
1ほめることについて
先日、保育園への送迎が終わり、帰ろうとした時のこと。
窓から先生の声が聞こえました。
「娘さん手伝ってー、娘さーん。…すごい!」
きっと何かが出来たんでしょう。
さすが保育園の先生。流れるようにほめます。
娘は何度か名前を呼ばれていたので、ぼーっとして気づかなかったのでしょう。
日常茶飯事です。
そんな娘も保育園の先生は受け止めてくれます。
ちなみに私はほめ達3級を取得しています。
ほめ達とはほめる力を学びながら受ける検定試験のことです。
子育てよりも自己啓発系の検定です。
3級を取得しましたが、私はほめる脳より叱る脳のほうが強めなのでイライラしやすい気質です。
子どもに何かをしてもらおうと思った時の声掛けは叱るよりもほめる方が上手くいくような気がします。
先日は叱ることについてブログを投稿しました。
褒めすぎたら良いわけでもなく、叱りすぎたら良いわけではありません。
場面に応じて使い分けることが大切になります。
ほめることとは?
ほめ達の研修会で印象に残った言葉に
ほめることとは「価値を発見して伝えること」
という話がありました。
当たり前にしていることで価値が無くなっているものでもほめることで価値を再発見する。
あなた素晴らしいことをしているわよ、と伝えることがほめることの意味になります。
ほめることで行動は強化される
子どもが何かいつもと違うことをした時に、ほめることは行動を強化することに繋がります。
娘:朝起きてすぐにトイレに行った→父:トイレでおしっこするなんて素敵ね→娘:トイレ行ったら誉められた✨やったー!またトイレ行こう💛
「へえ~トイレに行くことに価値があるのね」という気持ちが次のトイレに繋がります。
一度ほめたのに次は行かないことがあると、ほめることに意味は無い!と思ってしまいますが、たった一度誉めたからといってその行動がすぐ行われるという都合の良いことばかりは起こりません。繰り返し伝えることが大切です。
では、ただほめれば良いのか。とりあえず「すごいねー」と言っておけば良いのか。
広島大学 大学院 石附智奈美OTは「ほめる時にもコツがある」と研修会で教えてくれました。
ほめる時のコツ
- こちらに気づいたことを確認してからほめる
- やり始めた時にほめる・励ます
- 行動を具体的にほめる
- 笑顔でほめる
ほめる時の4カ条ですね。
特に2の「やり始めた時にほめる」というのは印象的でした。
やったからと油断をするな!とのこと。
ほめられたらうれしくて途中で辞めにくいようです。
また、3の具体的にほめるでは、行ったことを言葉にすることが大切です。
「トイレに行ったから嬉しい」
のように何を評価されているのが具体的に強化する行動が分かりやすくなります。
子どもに出来るようになってほしいことがある時に子どもへの関わり方を意識すると少し違う結果が生まれるかもしれません。
まずは一日一膳、一ほめ から
FIN