乳幼児精神発達質問紙について
久しぶりに乳幼児精神発達質問紙を行います。
今回は次女を対象に。
現在1才5か月です。
診断方法
乳幼児発達質問紙は親への質問を通じて発達状況を診断するものです。
質問項目は、運動、探索、社会、生活習慣、言語の5つになっています。
各項目に複数の質問があります。その質問一つずつに対して
- 現在出来ているか
- 時々出来ている、最近できるようになった
- 出来ていないか
上記内容のいずれかを確認していきます。
出来ているなら〇で1点、時々出来ているか最近できるようになったなら△で0.5点、出来ないには×で0点をつけます。
各項目の合計点を算出し、発達年齢換算表にて発達年齢の確認をしていきます。
発達年齢換算表は3才半までのものしか僕は持っていません。
それ以上のことを記載しているものがあるかどうかも分からないです。
各項目には大体この位の月齢の子が出来始めるという目安があるので、それを参考にすることも出来ます。
僕は質問紙と診断法の二つの資料を持っていますが、質問紙の月齢の記載よりも詳しいものが診断法には書いてあります。
出来るようになる、やり始めるの時期は男女の違いも含めて月齢の幅があります。
質問紙の方が目安とする基準の精度が高いです。
各項目について
運動はどんな運動をしているか。
探索は知能や見る力等の認知機能と表現方法。
社会は対人交流や家の外での行動について。
生活習慣は身辺動作。
言語は言葉の理解と表出。
こんなイメージで僕は捉えています。
時間もそんなにかかりません。時々セルフで行っています。
親の主観で行われるのでアバウトな診断法な印象は受けています。
病院からお子さんの発達状況を確認するという意味で渡される保護者もいます。
専門用語が無いので子どもの成長の様子がイメージはしやすいと感じています。
ただ完成してから時間が経っているので、現代にマッチしない項目もあります。
黒電話とか出てきますし。
現代だとスマホ等脳内転換は必要になるかと。
こんなことも出来るようになるんだという目安程度にたまに使ってみるという感じです。
採点
運動
56点 一番上の項目は、20分くらい歩ける。次の項目は、「道路の両端の少し高くなっているところを歩きたがる」です。
姉がいるのでそんなに自由に歩かせたことがない。やらせていないことがあるなと反省。
探索
40点 一番上の項目は、積み木を2つ、3つ重ねる。次の項目はおもちゃをひもで引っ張って歩く。
この項目はやったことが無い。意識しないとやらない。
社会
32点 一番上の項目は、こんなんなことに出会うと助けを求める。次の項目は、大人に鉛筆を握らせて「わんわん」「ブーブー」などをかけとせがむ。
買い物かごを出すと「いこう、いこう」という。この項目は分からない。我が家には買い物かごが無い。エコバックはあるが。要求はよくするので〇にする。
生活習慣
21点 一番上の項目は、キャラメル、ウエファスなどの紙を向いて食べる。
ウエファスはおそらくウエハースのこと。何分古い検査法のため。
次の項目の、食べ物以外は口に入れなくなるは△。「ご飯」というと食卓について待っているは△。
一人で食卓につけないような椅子のため。椅子には向かう。さじで上手に汁などを飲むは練習中。
言語
19点 一番上の項目は、お話を聞くことが好きになった。
次の項目は簡単な質問に答える。
簡単な質問に答えるはたまに出来ている。大人の言った単語をそのまま真似して言うもたまにする。目、耳、口その他身に着けているものをたずねると、さす はやったことが無い。今度やってみよう。
合計 168点
発達年齢換算表にて
発達年齢は1才4か月
まあまあ年相応。
簡易的な評価法なので、参考程度に。
この評価法の好きなところは、
やらせてないことや「これくらいの年数の子はこんなことに興味を持つんだ!」
ということに気づけること。
項目を振り返り関わることで、子どもの初めてを引き出すヒントになります。
また何か月後かにやってみて成長を確認していきたいです。
それではまた。